フットサルの審判とは?【前編】

レフェリーな話

こんにちは。

はくです!

今回は、自分のメインの活動、そしてこのブログのメインのひとつである「フットサル審判員」についてお話ししていきたいと思います。

とはいっても、テクニカルな部分のお話ではなくてサッカーの審判員との比較や、その上でフットサルの審判の楽しさをお話し出来ればと思います。

どうぞお付き合いのほど。

フットサル審判員とは?

公益財団法人日本サッカー協会が認定している審判資格で、国内で開催される公式試合の審判を担当することができます。

級のよって担当できる試合のレベルが違ってきます。数字が小さくなるほどより上級となっていて、試合中につけるワッペンの色も違ってきます。

詳しくはこちら

(公益財団法人日本サッカー協会HPより)

フットサルの審判って何するの?

細かいところは公益財団法人日本サッカー協会が発行しているフットサル競技規則を参照していただくとして、ザックリというと以下の役割の審判員が競技規則に沿って協力して試合を運営していくということになります。

主審・第2

それぞれが笛を持ち、試合中のあらゆる違反や反則に対して判定し、試合をコントロールしていきます。

・試合の開始と停止、再開と終了の笛を吹く

・シャツを引っ張った、つまづかせた等の反則とするかどうかの判断

・上記の反則に対してイエローカードやレッドカードの懲戒罰を必要とするかどうかの判断

・ボールがピッチの外に出たか、どちらのチームがボールを出し、再開するかの判断

・試合再開時の4秒のカウント

・ボールがゴールに入ったかどうかの判断

・そのほか競技規則にそって主審と第2審で協力してコントロールする

審判の花形(?)ポジションです。ほぼ同じ権限を持った2名の審判員で、判断していきます。動き方は滑車の要領で、どちらか一方が動けば、もう片方は反対側に動いて、常に争点(競っている場面)を監視します。

選手も見ながら、審判も見るという、結構大変な仕事です。

3

両ベンチの真ん中にあるオフィシャル席で、交代が正しく行われているかの監視だったりファール数の確認や怪我の対応をしたりします。

あとは判定に対して熱くなっているベンチの皆さんの対応もしたり。

ただ、オフィシャル席にずっといるわけではなくて、パワープレー(キーパーも攻め上がって相手陣内で数的優位になる戦術。自陣のゴールがガラ空きになります)の時にはオフィシャル席から離れて主審・第2審のサポートとしてゴールの監視もします。

何か起こってから対応するというよりも、何も起こらないように色んなところに気を利かせて先手先手で対応する、経験と気配りの必要な役割だったりします。

ベテランさんが重宝されがちなポジションです。

タイムキーパー

文字通り試合に係る時間の管理を担当します。フットサルではオフィシャル席で専用の機器(タイマー)を扱って残り時間の管理をします。残り数秒は何が起きるか分からないのでチームにとっても審判員にとってもハラハラ、ピリピリした緊張感がありますマジで。

ざっくりと審判員の役割についてお話しましたが、このメンバーで協力して試合をスムーズにいくように運営していきます。

 

どうです?審判に興味出てきました?

もっと書きたいことあるんですが続きは後編に。

サッカーとフットサルの違いについてお話しします!

お楽しみに。