こんばんは!
はくです。
今回から数回のシリーズで書いていく「フットボールに携わる人との付き合い方」シリーズ。
最初のお話は選手・チームとの関係についてのお話です。
試合前、試合中、試合後と選手との関係は切っても切れません。が、その関係を誤ると、試合中のトラブルや築き上げた関係も崩れてしまいます。
選手やチームのみなさんとの関係性。今回は審判目線で考えてみたいと思います。
自分は現在、地域リーグと県リーグにそれぞれ学生時代の友人が選手としてプレーしてます。
インスタやFacebookでも繋がっていますし、時々はお互いの投稿にコメントしたりしています。
そんな友人との付き合いで思ったことを今回は書いてみようと思います。
試合前は挨拶程度にしておく
仲が良いからといって、試合前にご飯に行ったり、SNSで頻繁にコメントしあったりしてコンタクトはあまりしないようにしています。
彼らにも試合前のルーティンや調整したい事があるのを、無理に合わせてもらってパフォーマンスが落ちたなんて事がならないように、極力試合前は連絡はしません。
審判の情報や相手チームの情報も知り得る立場なので、そのあたりの情報が漏れたりすることも防ぎたいです。
当日の試合会場ならば、アップの段階で握手して少し話す程度。それでも長く付き合っていればだいたいの事は分かってしまいます(笑)
試合直後は話さない
所属しているチームの結果に関係なく試合が終わって1日はコンタクトしないようにしています。呑みに行こうと誘われれば別ですが。
チームとしても、個人としても、試合を振り返り、考え、次に繋げるための気持ちと身体の準備にやっぱり時間がかかるそうです。リカバリーや家族との時間もあるだろうから、その時間はそっとしておきたいなって思ってます。家族や職場あってのフットボーラーですからね。
特定のチームを応援しない
これはいろんな意見があるのですが、自分の場合は担当するカテゴリーのチームは知り合いがいようがいまいが積極的に「応援してるよ!」なんて大々的には言いません。
担当しているチームからは「応援してもらっているから、良い判定してもらえるだろう」とか「あの審判、あのチームのこと応援してるからあのPKとってもらったんだよ!」とか色んなことを思われる可能性があります。そっと心の中で「頑張れよ」ぐらいにしておいたほうが良いんだろうなと思ってます。
でも、地元のチームが全国大会に行ったときなんかは全力で応援してます!おらが街のチームですからねー。心から嬉しいし頑張ってもらいたいなって思います。
批判しない
先の意見と反対側の部分なんですが、SNSはもちろん、実際のどんな場面でも批判的な意見は言わないようにしています。良い話は伝わりにくくても、悪い話はもの凄いスピードで、それも尾ビレをつけて広がって行きますから、言わない方が良いのかなって思います。
経験上、そうやって誤解や批判を受けた仲間を見てきたので、ここは是非とも気をつけて欲しいなって思います。
悔しい思いがあっても、それは自分の中でしまっておいて、次のエネルギーに変えましょう!
安易に写真をアップしない
普段何気なく撮ってアップしている写真も受け取る人にとっては、不信感を持たれる原因になります。本当に良いのかアップする前に一考しましょう。
親しき仲にも
自分が気にしていることをまとめてみましたが、結局のところ「親しき仲にも礼儀あり」ってことなんだろうなって思います。
仲は良くても、近づき過ぎずない事は、自分自身にとっても相手やチームにとっても大切な事なんだろうと思ってます。
とは言っても、フットボールをより良くしていきたいっていう想いは選手と一緒なので「この戦術の時の動き方ってさ?」とか「この前の手の使い方でファールとられたのは何でかな?どこがいけなかった?」などあーでもないこーでもないと楽しみながら話すのは素敵な関係だし、全然アリだと思います!
もちろん、遊ぶ時は全力で楽しみますけどね(笑)!
今日はここまで。