フットボールに携わる人との付き合い方【協会の方々編】

レフェリーな話

こんにちは、はくです!

今回も「フットボールに携わる人との付き合い方シリーズ」の第3回です。

今回は「協会の方々との付き合い方」編です。

一口に協会の方々と言っても、審判委員会の方々や各年代(4種から1種・女子)の委員会、国体などの選抜を担当する方や審判、スポーツ医学、プロリーグ委員会など協会の運営をされるのは本当に多岐に渡ります。

そしてその委員会の中でも、委員長や副委員長、財務関係やweb関係、登録関係や講習会関係など、普段の大会が滞りなく運営されているのはこういった方々の努力があってというのは、言うまでもないことです。

今回はそんな方々とのお話です。

協会の方々との付き合い方

挨拶

これは他のシリーズでも書いていますが、挨拶は基本中の基本です。

大会ともなれば、私たち審判員は本部に近いところに控えることになるのですが、会場によっては本部と同じ場所だったり、隣り合わせていることも珍しくありません。

場に到着してからは審判控え室に直行するのでなく、本部にも挨拶に行きましょう。

万が一、何かあった時に自分たちのことを守ってくれるマッチコミッショナーの方がいるかもしれませんし、ひょっとするとお偉い会長さんがいるかもしれません。

元気よく挨拶することであなたや審判に対する心証は良くなるはずです。

手土産

これは県外に行ったときには持って行っているんですが、地元の銘菓を買って行ってます。

必ずないといけないよってわけではないのですが、持っていくと「おっ、〇〇から来たの?」ってことで会話が弾みます。

相手の出身地が地元だったりすると、それだけで親近感を持ってもらえます。

挨拶と手土産、はいここはテストにでますよー(出るわけない)

噂や批判話をしない

時には、選手やチームの言動に不満があることもあります。

でも、誰が聞いているか分かりません。

あなた個人で無くても、審判控え室での会話が他に聞こえていたりすると、在らぬ噂が立つ事があります。

折角良いレフェリングをしていても、内面がダメだと見られるとそれを覆すのは容易なことではありません。

「火のないところに煙は立たぬ」

ついつい話が弾んでしまうと、ポロッと口にしてしまいそうですが、本当に気をつけましょう。

手伝う

先にも書いたんですが、試合には本当にたくさんの方々が携わっています。

私たち審判員もその一役として会場にきているわけですが、別に審判「様」ではないはずです。

時間があれば、早く会場に行って会場設営を手伝ったり、お弁当やお茶を運んだり。試合が終われば掃除したり。出来る範囲で構わないので何か手伝ったら素敵だなって思います。

審判員も試合を運営する「役員」ですからね。

感謝

試合や大会、研修が終わった後には挨拶をしましょう。ひょっとするとあなたのレフェリングを褒める方がいるかもしれませんし。次に繋がるものがあるかもしれません。

素敵なご縁があるかもしれません。

時間があれば、電話での連絡やメールでの報告でもいいと思います。「今日は無事に試合終えました、ありがとうございました!」だけでも良いので、報告も兼ねて連絡してみましょう。

割当や大会に携われることは当たり前のようでとても大変なことなのです。

あなた一人の行動が審判員の評価になり、審判界の評判に繋がっていきます。

「当たり前」のことを「当たり前に」

読み返せば社会人としての基本的なことしか書いていませんが、裏を返せばそれだけ重要だということです。

基本的なことをコツコツと積んでいれば、評価は必ず後からついてきます。頑張りましょう!

フットボールには本当に沢山の方々が携わっていて、競技に対する考え方や価値観、審判や判定に関する考え方や熱量も本当に様々です。

ただ、間違いなく言えるのはフットボールをよくしたいという考えは共通なのです。

試合や大会中にはあまり話す機会がないかもしれませんが、色んな方の話を聞くというのはそれだけでフットボールの器を大きくすると思ってます。ぜひ積極的に!

時に熱くなることもありますが、あなたの審判観やフットボール観、人生観に間違いなくプラスになります。プラスしかないです。

感謝と敬意を持って接していれば、必ず良いことがおきますよ。

今日はここまで。