コーピング

レフェリーな話

こんばんは!

はくです!

みなさん、コロナは大丈夫ですか?

あと、#stayhomeはしていますか?

…かく言う自分はいつもと変わりなく病院勤務なので通常通りの出社勤務しています。とはいえ、自分の地域でも新型コロナの感染者は発生していて、確実に、近くまで来ているんだなぁと実感しています。

仕事では休業や規模縮小、時間短縮などが当たり前になってきていて、学校も休校措置になったりと確実に生活に変化が起きています。自宅「外」中心の生活から、自宅「内」へと生活がシフトしており、いろんなところで変化を受け入れなければならないことだと思います。

そこで、今回はちょっとした心理学的なお話…というか、考え方を書きたいと思います。ただ、自分は心理学の専門家でも無いので「そんな考え方もあるんだね」的な感じで読んでいただけたら嬉しいです。

コーピング

ストレスの基にうまく対処しようとすること。問題焦点コーピングと情動焦点コーピングに分けられる。

ストレスの基(ストレッサー)にうまく対処しようとすることを、ストレスコーピングといいます。

ストレッサーによって過剰なストレスが慢性的にかかると心身へのさまざまな悪影響が考えられるため、健康を維持するにはうまくストレスコーピングすることが必要になります。

ストレスコーピングの方法は、大きく以下の2つに分けられます。

問題焦点コーピング

ストレッサーそのものに働きかけて、それ自体を変化させて解決を図ろうとすること
(例:対人関係がストレッサーである場合、相手の人に直接働きかけて問題を解決する)
情動焦点コーピング
ストレッサーそのものに働きかけるのではなく、それに対する考え方や感じ方を変えようとすること
(例:対人関係がストレッサーである場合、それに対する自分の考え方や感じ方を変える)

ストレッサーそのものが対処によって変化可能な場合は問題焦点コーピングが適当で、ストレッサーが対処によっても変化可能でない場合は情動焦点コーピングが適当であると考えられます。

(厚生労働省ホームページより)

ストレスに対して対応する事をコーピングと言いますが、今回のストレスとなる状況は流行している感染症なので、自分自身がそれにうち勝って何とかなるものでは無いので、様々な制約がある現状を受け入れ、その中で考え方や行動を変える「情動焦点コーピング」が当てはまります。

ではどのように変えていくのか?自分の場合でお話します。

ルーティンを見直す

仕事でも審判でもそうなんですが、定期的にルーティンを見直しています。といっても大それた事では無くて、立ち寄るコンビニを変えてみる。買っている水の銘柄を変えてみる。通る道を変えてみる。など負担の少ない中でいろんな事を変えてみています。自分でも意識していなかった部分を見直すことで新たな発見が見つかることも多いです。

よく食べ、よく動き、よく寝る。

人間としての基本的な部分ですが、ストレスがかかっているときほど、どれか(いくつか)が疎かになっている傾向が多いです。自分はというと忙しくなったり、ストレスがかかっていたりすると食べる事自体が疎かになるので特に気をつけています。(気が付けば3食欠食なんてザラ)あとは審判員としてはトレーニングのメニューを変えたりしてマンネリ化を防ぐようにしています。

繋がりを持つ

これもそうですが、ストレスフルな状態だと周りが見えなくなることで気持ちが孤立しがちになるので普段から愚痴や何気無い会話が出来るような繋がりを持つようにしましょう。最近ではオンラインでのミーティングや飲み会も活発なので、活用していくのもアリですね!

幸せの感度を高める

これが今回のメインのような気がします。

東日本大震災の時もそうでしたが、メディアにはネガティブな情報ばかりで、普段の生活もなんだかギスギスして余裕の無い感じばかりです。気が付けば心にも余裕が無かった…。そんな時は自分の幸せだと思うハードルを恐ろしく下げる事が一番です。

天気が良い。体調が良かった。挨拶が出来た。青信号でスムーズに行けた。なんでも良いんですが、普段なら気にもしない事でも今回を期にラッキー!幸せだなって思ってもらえたらなって思います。

結局は自分の気の持ちようなので、幸福感を高めることが出来れば色んな事をポジティブに持っていけます。先の見えない中でこの先どれだけ我慢しなきゃいけない?なんてことを考えるよりも、目先の小さな幸せをたくさん溜めとく事が圧倒的に健康的なはずです。そんな事を見つける方が楽しいに決まってますし。

 

いろんな大会やイベントが軒並み延期や中止になっています。私たち審判員も辛く厳しい時期なのは間違いないですが、そんな時こそ自分を高めるチャンスだと思って色んなことにチャレンジしてもらえたら良いのかなって思います。ほら、佐藤隆治国際主審も「今出来ること全部やってやろう」って言ってますし、新たなことにチャレンジするチャンスだと思います。

「ピンチはチャンス」

周りに変化を求めるよりも自分が変化した方が何倍も簡単で楽なはずです!

数年後に笑っていられるように今を頑張って過ごしましょう!

 

 

あと、手洗いうがいも大切に!

今日はここまで。